こんにちは、テーラーミヤサカです。 和光市J.Oさんのジャケットの袖丈を４㎝詰めたいとのご要望。 本開きではありませんが、本切羽に対して穴かがりを見せかけにしてかがりました。仕上げに重ね釦でクロスがけで付けてみました。 パンツの裾丈直しのご要望…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 和光市O.Sさんサマーパンツ２本目、股下入れが入り、表に返しこれからプレスに入ります。ご覧のとおり、裾広がりのパンタロン式になっているパンツです。 前カンは結構難しい作業で、力のいる作業となります。 腹筋に耐…

こんにちは、テーラーミヤサカです。昨日は東京都洋服商工協同組合主催の夏期セミナーに参加しました。内容は「二重回しコート」です。 英国のインバネスとよく似ており、コートの中でもクロックコートと並んで最上級の部類に入るコートです。洋服の上からも…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 ４センチの袖丈詰めをします。切羽をほどいて準備をしていきます。４センチ詰めていくと、袖自体の形が変わってきてしまいますので、その点にも注意して加工します。最近は袖の短い物が流行っているので、長い袖ですと今…

こんにちはテーラーミヤサカです。引き続きO.Sさんのサマーパンツのお仕立て2本目を進めています。 股下入れに入ると、ズボンの形が見えてきて、製作過程も半分ほどに到達しました。やはり、おおまかな形ができてくると楽しくなってきて、もうひと踏ん張りと…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 和光市にお住まいのO.Sさんのパンツが完成しましたので納品しました。 O.Sさんは27歳の青年ですが、昨年から、細身のパンツから裾広がりのパンツへと好みが移行されました。穿いてみると、もう少し裾を広めにということ…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 今日来られたお客様は、スケールで見ても分かるように、大変なで肩なお客様です。ご本人もよくご存知のようでした。 製図の段階でしっかりと対応し、仮縫いで合わせたいと思います。 生地はダンヒルのポーラーを使います…

こんにちは、テーラーミヤサカです。本日はOSさん一本目のパンツを仕上げ、二本目のパンツに取り掛かりました。 ■後ろ中心の閂（かんぬき） お尻の線の仕上げとして、最後に閂を入れてしっかり補強します。 ■裾の始末 このお客様は3.9㎝の「カブラ仕上げ」に…

こんにちはテーラーミヤサカです。和光市O.Sさんのサマーパンツの前立て部分星入れ〜腰裏据えまでを行いました。 ■星入れ 前立ての処理は普通ミシンで縫いますが、今回は手星を入れてみました。 手星で入れることによって、つれがなくきれいに仕上ります。フ…

こんにちはテーラーミヤサカです。 パンツ股下を入れ、後ろの中心線を縫い上げると、おおまかなパンツの形が出来上がっていきます。 ■股下入れ このミシンがけでパンツの太さが決まるため、しつけをかけた後に、お客様のご要望寸法に合わせていきます。この…

こんにちはテーラーミヤサカです。 ■脇入れ 今回はとても薄い生地のため、脇のミシンがけは細心の注意が必要です。 ■ポケットのフラップ付け（両玉・クモガタ） 大きな縞のため、少しのずれが目立ってしまいますので、ここでも最新の注意を払って柄をしっか…

こんにちはテーラーミヤサカです。 今日は、OSさんのサマーパンツの後身・腰ポケット（両玉・フラップ付き）作りを進めていきます。 縞に合わせてフラップを作るのが大変です。身頃の縞にフラップの縞を合わせなければいけません。フラップの形はまちまちで…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 こちらの御幸毛織のシャリックを使ってサマーパンツをお作りします。 日本の夏に一番適した素材だと言ってもよいでしょう。しわになりにくく、通気性もよく、この服地を着られたお客様からは、大変喜ばれております。 今…

こんにちは、テーラーミヤサカです。こちらで紹介し続けていたK.Yさんのジャケットが完成しました。 最後に仕上げのアイロンをかけていきます。 大切なことは、ここでも地の目を見ながら体型を想像しながら、作業を行っていくことです。 「洋服は地の目との…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 今日は17年前に納品したTさん(戸田市)のタキシードパンツを今様に細いかたちに総直ししていきます。 タキシードパンツには脇に約1.5㎝から2㎝の「側章」が付いているため、先ず側章を取り、それから直していきます。 【…

こんにちは、テーラーミヤサカです。今回はK.Yさんのジャケットの袖付け部分を進めていきます。 袖付けは服作りの中でも特に神経を使いますが、きれいに付くとその分喜びも大きいため、しつけがきれいにかけ終わった時には今までの苦労が報われます。 ■袖の…

こんにちは、テーラーミヤサカです。今回はK.Yさんのジャケットの上衿がけを進めています。 上衿がけが終了すると、ジャケット本体の完成が近づきます。 よく衿がつれていたり、余りじわのある洋服を電車などで見かけます。パーツとしては小さな部分ではあり…

こんにちは、テーラーミヤサカです。今回はK.Yさんのジャケットの袖作りを進めています。 ■袖裏据え 袖裏は肘を張ったときにも、突っ張らないようにゆとりを入れて作っていきます。職人技がここでも活かされる部分です。 ■本開き 夏用でスッキリとさせたいの…

こんにちは、テーラーミヤサカです。 今日はK.Yさんのサマージャケットの肩入れの作業を行いました。「洋服は肩で着る」というふうにこの業界では言われるほど、肩入れは大切な部分です。機械縫いでは対応できないような部分を手作業により、きれいに仕上げ…

こんにちは、テーラーミヤサカです。今回は『身返し返し〜背中の処理』を進めています。 ■身返し返し 洋服のかたちが見えてくる瞬間で、楽しい工程になります。型くずれしないようにしっかりと裏でとめて、返します。手縫いの繊細さが活かされる作業でもあり…

こんにちは、テーラーミヤサカです。和光市にお住まいの、来年成人式を迎える男性がお母様と一緒に来店されました。 3年前に男性のいとこも来店され、作ってくださり、2人共お祖母様から「成人になったお祝い」の贈り物だそうです。 記念として長く残すため…

こんにちは、テーラーミヤサカです。K.Yさんのジャケットの身返し縫いまで進めました。 ■内ポケット 夏の裏地は特に薄いものを用いるため、ポケットの口が切れやすくなります。 そのため当店では、裏地に合わせて時折丈夫な別の生地を用いて仕上げていきます…