熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

モーニングコートの製図

間近に迫ったご子息さんの結婚式💒に モーニングコートをとご注文。1ヶ月半後の納期で慌ててます、時々店前を通るんだからもう少し前に言ってよ(>_<)と思いつつ、こればかりは、、、おめでたですから急に決まるケースもあるしね。

右肩下がり

肩の上がり下がりは人まちまちで、撫で肩 上がり肩、あるいは右肩下がり、左肩下がり又は上がりと、多くの方が違っていますね。 その違いを採寸時に把握して製図し、仮縫いして着て戴くことで更に微調整して本縫いに入ります。

肩の裏地据え

着心地のいい服は肩入れの良し悪しで決まるが、肩の裏地のゆとりある据えが大切になりますね。生徒に説明しながら、、、 ホーランドシェリーのスーツ。 川崎のBさん、もうすぐ仕上がります。

1日研修 クリエイトクラブ

月いちの研修会、市ヶ谷の洋服会館で1日を過ごしました。若手テーラーや修学生の出席が最近は多く、嬉しい限りです!真鍋先生も張り切ってます。 午後は芯作り、一から視られる良い機会と 熱心な受講生の関心も高まります。 この業界の多くは一人でされてい…

肩入れ

ミシンが使用中なので、肩入れを手縫いでしています。返し針で細かく縫ってゆきます。少々時間はかかりますが、具合よく縫えました。

キュプラ

ポーランドシェリーのベンベル裏地がロンドンから届いたので、早速地のしをしました。う〜ん、これで安心だ。

地のし、縮生地

ご注文戴いた生地は、裁断前に必ず縮地をします。霧吹きでたっぷり湿して1日以上置きます。何年も着て戴くのですから少しでも くるいの無いようにしなけれぱ、、、 Sさんのポーランドシェリーと、やはりSさんの礼服生地、20代の青年、ご自身の花婿衣装です…

新学期

新宿の文化服装学院紳士服生涯学習、夏休みが終わって今日からスタート。その気分も抜けない中でしたが、取り掛かっているジャケットやパンツの進行も遅れていて皆さん真剣に取り組んでました。

埼玉県和光市のテーラーミヤサカです。スーツ・ジャケットなどの仕立やメンテナンスはホームページかお電話 048-466-3393でどうぞ。お店にご要望の生地が無い場合でもメーカーや問屋に確認してご用意いたします。