2015-01-01から1年間の記事一覧
マネキンに着せて見ました。背広の語源になった一つに、背中の線が減って広く成ったことがあります。来年の夏英国のアスコット競馬を観戦するためにご注文頂きました。ドレスコードによるとベストはダブルらしいので、六つ釦。
モーニングコートは、着たときに他の物よりも、格好良く見えなくてはならない、これが持論です。また格好いいんです。仮縫いの最中もそれを意識して創っていきます。
松葉カンヌキは、こんなポケットに飾りとして入れます。チケットを入れることからチケットポケットを縮めて テケと一般的に言われてます。
ダークグレイの無地は着ていてかしこまらず、どんな折りにも対応出来てビジネスには欠かせないアイテム。柔らかくしっとりした感触ながら、確りと織られている辺り流石ブリティッシュ。ビンテージ風がまた良い。
最近の袖はスリムですが、冬はどうしても厚着になり、特に寒さが苦手な方は、重ね着になるため、採寸時にたしかめます。毛糸の厚いカーディガンやセーターを着られたらアウトですから。
ズボンの工程の多くにポケット作りに費やされます。
衿作りは、服作りの工程の中でも最も技術を要する部分です。衿回りを図り、型紙をお越して、麻芯を裁ち、カラークロスにつけてハザシ縫いします。アイロンでカーブを付けて、、、身頃に。鎌のように曲がってることからカマエリと言って、一部のオーダーでし…
一寸進んで、身返しを返しちゃいました。ここまで来ると、スーツ作りの半分を過ぎたなと嬉しくなる瞬間です。
衿から裾に掛けてテープを張ります。衿幅やフロントの形を決め、型崩れを無くすため大切な工程となります。
テケとも言っている チケット用のポケットには、時に 松葉カンヌキをいれます。仕上がりが綺麗になる他はさしたる理由はありません。
当店のささやかな忘年会です。大掃除の後、其のままの格好で近くの居酒屋で一杯。暮れまでびっしりのスケジュールなため早々済ませました。
フルオーダーは当店では手作りで制作してます。一着一着型紙を当てて。見た目はやり過ぎに丸まって見えますが、このぐらい立体的にカールさせて作って丁度いいんです。
迷彩柄のホワイトシャツは珍しいでしょ、初めてのご注文でした。素材は綿です。 衿の2つ釦はボットニーシャツ、素材はトーマスメイソンの綿です。合唱指揮者の吉川貴洋さん。テナーとしてのソロ活動に着られるのかな?
ノッチラペルの部分をフィッシュマウスとも言います。この刻みのサイズで多少衿の形が決まってしまう、大切な箇所で 、一寸緊張する場面ですね。
濃紺フラノのジャケットも仕上がり間近、衿作りに入って 地衿と称するした衿を付けているところです。K君は袖作り、Mさんはパンツの直し中。
Mさんはヴェストの直し、westで4cm出し。K君はジャケットの穴かがり。
昨日納品したホームスパンのジャケットをアップしました。ホームスパンはその名の通り、昔から、家庭でも織られていたんでしょうね。この生地はランバンですが、流石に柔らかい感触に織ってあります。特有のネップに10色位使っていて楽しい生地です。色んなパ…
午後は文化服装で半日。春から始まった服作りも大分進んで来てます。パンツは腰裏を付ける所まで、ジャケットを手掛けている生徒は芯据えてと。
午前中は芯据えて午後は新宿の服装学園に。芯据は服作りの中でも大切な工程なので、生徒にも手を止めさせて見てもらってます。胸の辺りはボリュームを出したいため、饅頭の上で据えてます。 栃木県塩原からいらしたお客様のジャケット。
トラウザス、パンツ、ズボンの裁断中。west 110㎝となると、用勺が沢山必要になりますが、御幸毛織は生地幅が広いので、若干プラスで済み有りがたい、、、
まず、身返しの裁断から裏地の裁ち合わせをします。適度のゆとりある裏地の据えが、着やすい服作りに繋がり、大切な工程です。
今日は洋服記念日、明治5年に國の公務の礼服は洋服に、の太政官布告があり、その日を当組合は式典をしてきました。午前中は理事会が明治神宮を訪れ、ただ今は功労賞を贈呈中。 https://t.co/NJKG8Fa6gx -- テーラーミヤサカ (@tailor_miyasaka)
暫く取り組んでいたモーニングの直しも、ベストをもって完成した。本来ベストは、礼服の場合、祝い事には白ないしは、ライトグレーを着用し、不祝儀には黒を用いるのが正装とされてますが、一般的には黒を作り、写真の様に白い襟を付けて、その取り外しによ…
暫く取り組んでいたスーツがやっと仕上がってホット一息、、、千葉県からのお客さんで、大変姿勢がよくその分大変でした。ネームも面白い箇所に入れて楽しんで居られます、しかも英語の意味に替えて、、、、さて何という名字でしょうか?
栃木県の塩原から来られたお客様の仮縫い。仮縫いは、背丈や袖丈、肩幅、胴回り、等の合わせだけでなく、背中が屈身している方、胸が張っている方、肩がどちらか上がったり下がったりしているかを、確かめたりする、服作りには大切な工程です。裏地や釦のご…
袖セッパには、様々なかがり方が有ります。その中で今回は 本開き。本開きは穴を開けてかがるので、袖丈が直しづらくなりますが、夏などはめくりやすくなり、ファンは居ましたが、最近は季節に関係なく希望される様になりました。
袖セッパには、様々なかがり方が有ります。その中で今回は 本開き。本開きは穴を開けてかがるので、袖丈が直しづらくなりますが、夏などはめくりやすくなり、ファンは居ましたが、最近は季節に関係なく希望される様になりました。
トーマスメーソンのシャツが仕上がって来たので、ボタンを外して手で付け直してます。この事によって釦の掛け外しが楽になり、しっかり手で付けることによって長持ちして喜ばれてます。
全体に渡っての直しが終わってプレス仕上げ。股下も6cm長くしてスマートになりました。普通モーニングのヘムは5cm位しか付けないものですが、幸い沢山付いていたのでたすかりました。
新宿の服装学園、紳士服の講座パンツ作りは、ポケットが出来て、腰帯、腰裏作りとテング、ファスナーを付けたマエダテ作りに入ってます。腰帯は様々なやり方がありますが、今回は麻芯を使った基礎的作り、ヴィンテージものが静な人気になっているなか、この…