熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

2011-01-01から1年間の記事一覧

タキシードにもなる礼服

13年前に自分用に製作した礼服をお客様が興味をもたれたので紹介します。 上から別布をあてることでタキシードの光沢のあるラペルにします。 取り付け取り外しはボタンで簡単にできるので、パーティー会場などでササッと準備できます。 しばらく店頭に飾って…

東京都のT氏のブレザー(完成)

濃紺フラノ地のブレザーが完成しました。 大変ご満足いただけたとのことで、仕立屋冥利に尽きます。熱心にブログを読んでいただいていましたのでたくさん写真をとりました。

東京都のT氏のブレザー(製作中)

濃紺フラノの芯作り完成。これがしっかりとした服のシルエットをつくります。 芯に身ごろが据られ、ハザシが済み、テープつりが終わりました。 背中をつける前です 裏側はこんな状態なので人に見せられません これが背中と肩が完成したものです。次は襟をつ…

就活生のリクルートスーツ

和光市の大学生の就職活動用スーツを製作しました。

婦人物のジャケットスーツ

濃紺のフラノ地の女性用スーツを制作しました。 70代の上品な女性がお客様です。 こちらはイージーオーダーです。

東京都のT氏のブレザー

Tさんのブレザーを制作しています。 まずは型紙づくりです。 裁断しています そして仮縫いへ 完成に近づいているように見えますが、現在、完成度は5%程度です。 この状態でお客様に試しに着ていただいて、実際の感触をもとに型紙を補正します。その後、生…

大阪府のGさんのスーツ

大阪に転勤になったGさんのスーツの袖付をしています。

和光市N氏のスーツ

和光市のN氏のスーツです。仮縫いが完了しました。ウォームビズに備えて三つ揃いになります。

大阪G氏の秋物スーツ

大阪のGさんの秋物スーツです。弾力性のあるしっかりとした襟をつくるために、丁寧にハザシをしております この作業で、しっかりとした芯ができあがります。目に見えない部分にまで手をかけることが一生もののスーツに繋がります。 テーラーミヤサカでは日常…

秋物のスーツの芯作り

今回は手縫いのお仕事です。 芯づくりは丸1日くらいかかる作業です。完成品は忘れず撮影しなくちゃ

薄手のコーデュロイジャケット

薄手のコーデュロイジャケットを制作しました。コーデュロイ生地は通常は厚手ですが、珍しく薄い生地が手に入りました。 腕があがりやすいように工夫をしたため、人台にかざると脇があがってしまいます。 フラワーホール、ボタンホールと切羽をかがり糸をブ…

採寸の風景

採寸風景のご紹介

バンブージャケット2着目の製作中です

以前紹介したバンブージャケットと同じ素材での制作を依頼されました。 今回はパーソナルオーダーで80,000円となります。

ミユキシャリックの手縫いジャケット

手縫いのジャケットが仮縫い終了したので、公開します。 生地はミユキのシャリックです。忙しくて写真を撮る暇がありませんでした。

ゼニアスーツのみ返しの話

裏側の身返しができてきたのでご紹介します。 お台場をしていないという見方をされる方もいるかもしれませんが、当店では夏はお台場は極力避けております。 お台場を作ると、厚くなるので涼感がなくなるというのが私の持論です。 (もちろん、お客様からの要…

ゼニアの芯作りのお話

夏物の芯は薄く軽くを心がけるなかで、上着をポケット替わりにする方もいらっしゃるので、薄くしかもしっかりとした芯作りが必要になります。そこで薄くした分ジグザグミシンで細かく掛けて張りを持たせています。 この作業の出来がラペルの返りの美しさに影…

ゼニアのスーツ 芯据えのお話

ハ刺しをご紹介する前に、毛芯のお話をします。芯地と表地と裏地の間にクッションとなる素材があります。 それが毛芯です。 通常は2枚目の写真のような厚いフェルトを使うのですが、今回のお客様は暑がりの方ですので今回は一工夫して薄い綿地を使いました。…

秋に備えたゼニアのスーツ

少し早いですが、ゼニアの合服の注文を頂きました。手縫いの注文です。250,000円でお仕立てします。 今回の写真は仮縫い用の芯据え作業です。 本縫の際はハ刺しと呼ばれる芯作りを行います。今は芯なしのシャツ風ジャケットが好まれますが、芯作りをキチンと…

麻と竹(バンブー)のジャケットが完成しました

価格は78,000円です。素材は麻と竹(バンブー)です。 触った感じがとてもヒンヤリとしているので、これからの季節に気持ちの良い一着です。

毒蝮三太夫さんのラジオに出演しました

5月16日のTBSラジオで「テーラーミヤサカ」を取り上げていただきました

麻入りサマージャケットをつくります

麻入りのとっても涼しい生地でサマージャケットの制作依頼をいただきました。 麻は暑い日でもベタつかないので、これからの季節にピッタリです。 今回の生地はウール25%なので、シワにもなりにくいです。 また、出来上がり次第ご紹介します。 制作はイー…

イタリア製PURO生地でジャケットをつくります

大学教授のS氏より、ジャケットの制作依頼をいただきました。 生地は畝が美しいコードレーン調のコットンウールです。メーカーはPUROになります。 マニカ・カミーチャ(シャツ袖風)とのリクエストを頂きました。講壇で使われるとのことで、軽くて涼しいマニ…

イタリア アニオナ製生地で出来たレディースジャケット

ブティックで気になる春物ジャケットを入荷しました。 イタリア アニオナ製生地で出来たジャケットです。今なら店頭に飾っております。

ラルフローレンのスーツのメンテナンス

今日はラルフローレンの既製品の直し依頼がありました。 ウェストとバストがキツいとのことで調整に追われています。 パンツは仕上がったので、今はジャケットをメンテナンスしています。 写真は袖を外して、胸周りを広げているところです。 メンテナンスは…

オーダーパンツのリフォーム|洋服お直し

今日は他店で作られたオーダースーツの直しをしています。 元は北海道のお店で作らていたそうですが、サイズが合わなくなったとのことでご相談を頂きました。 昨年、ジャケットのみを当店で流行の形に仕立て直しましたがパンツは手付かずだったため今回のメ…

51年前に仕立てた礼服のメンテナンス

このパンツは、私が修行中の頃、51年前(1960年)に叔父に仕立てたものです。 先日お会いした際に、ファスナーが閉まらないので広げてほしいという依頼をいただきました。叔父は現在90歳ですが、未だに私が仕立てたパンツを愛用していただけたことに大変嬉し…

花柄のシルクのワンピース

婦人物のシルクワンピースをお仕立ていたしました。 小学校の卒園式に着るためのものになります。 ふだんウールばかり扱っているので、シルクは軟らかくて苦労しました。 なんとか間に合ったのでホッとしています。 【テーラーミヤサカは、お客様の理想を叶…

ダンヒルのスーツ

オーダースーツは見た目も大事ですが、何より世界に1着の手作りの品ですので、着心地を良くしなければなりません。ずっと着ていても疲れを感じさせないスーツを作るために、お客様の体型にピッタリと沿った理想的なラインを描き出すだす必要があります。 現…

おすすめ生地の紹介「ミユキのM'sARC」

御幸毛織の春に最適な生地です。モヘヤーいりの軽くて張りのある生地です。 柄はグレイを基調としたヘリンボンのストライプ。遠目に見るとオーソドックスなパターンですが、近づくにつれて、キメの細かい複雑な織りにより豊かな表情が生地から感じられます。…

おすすめ生地のご紹介「ミリオンテックス」

大同毛織の春夏に最適な生地が入りました。スーパークール&ストレッチ 春にはまだ遠い昨今の季節ですが、オーダーは今からです。黒地にグレイのストライプは男女共、ビジネス用としてお使いいただけます。 【テーラーミヤサカは、男の本質を表現する注文服…

埼玉県和光市のテーラーミヤサカです。スーツ・ジャケットなどの仕立やメンテナンスはホームページかお電話 048-466-3393でどうぞ。お店にご要望の生地が無い場合でもメーカーや問屋に確認してご用意いたします。