2016-01-01から1年間の記事一覧
セミノッチドラぺルのカシミヤ100%チェスターコートが完成した。
あっ日付が代わったから昨日か、、大宮からご来店のお客さまの三つ揃いスーツ。生地は英国ホーランドシェリーのヴィンテージ風ヘリンボーン。
良く見かける柄ですね、制服にも使われて。今回はゴルフパンツにと、20代の男性からのご注文。伸縮性も有り、色柄共に好まれている。
今の生地は蒸気をかけても余り変化しなくなってきましたが、当店では全て裁断前に蒸気を当てて暫くおいて裁っています。何故ならば、その間にキズや織りムラを探せますし、生地の歪みを整えたりと欠かせない作業です。
英国のハリス島で育った羊は、海岸風雪に耐えて成長し、その羊毛から織られたツイードは、頑固なまでに硬く分厚くどっしりとさせてくれて多くのファンがいる。この冬コートを着なくてもいい通勤着にとご注文されたスーツが出来て、、、
グレーのグレンチェックジャケットは、いつの時代も廃ることなく愛用されてきた。気軽に着られてしかもお洒落な要素もそこなわずお出掛けには欠かせないアイテムですね。フラノ暖かさもこの季節にピッタリ。
薄く柔らかで繊細な服地だった。仕立てるのに手間取りましたが、やっと納品出来ました。\(^^)/一週間に一回着ようと言って居られたので一安心です。
製作中のこの生地は、カシミヤ100の柔らかい素材のため、神経を使うことこの上ない。ポケット作りはむろん、身返し作り、ハザシもです。
箱ポケットは様々な形が有りますが、最近はバルカンが主流ですね。舟の舳先のような、、、少しだけ感じをだして作ってます。
芯作りは着る方の体型に合わせて、一着いっちゃくつくってます。今回はその一工程、、、仕上がるとプレスする前は丸まってます。
グレンチェックのセミノッチカラーは、ちょっと手間がかかったが、何とか仕上がりました。生地は英国ハリソンズ社のフランネル、、、裏地は今時珍しいアルパカ素材をご希望により用いました。
セミノッチのジャケット、穴かがりも済んで、上衿がつき、残すは袖付けだけになった。生地は英国ハリソン社製のフランネルのグレンチェック。
無地と違ってチェックのセミノッチは、ちょと難しい、、、、がセミノッチはノッチドラぺルが大勢を占めるなか、着用が少ないので、いつの時代もファンは居られます。
立体的作るには、まず芯作りに掛かってきます。手で持ってこの様に丸々ようになると理想的ですね。
チェックのポケット作りは一苦労、頭を悩まします。
細い縞柄を通すのは、結構難しい、腰ポケットが傾斜してるし。襟も上から釦まで通してみたが、、、、英国ホーランドシェリー社製生地。
着なれたカシミヤのジャケットを少しでも今用にと、春先にお請けしてやっと仕上がった。袖、肩、脇、襟も外して試みたが、ゴージラインもこれが限度。
月一の研修会に出かけます。おもに紳士服のオーダー研究を主体とした研究会"クリエイトクラブ"の研修日、、、今日のテーマは先月に続き身返しの据え方からかな。
胸の厚みが有る方は、裏地にもユトリを入れないと、ダーツを多く取っても馴染んでゆきません。平らに置くとシワが目立つが着たときに、体に添って内側から押し出す働きをしてくれて、芯とも馴染んで立体化して美しいシルエットに成ります。
ハザシが済んで、よくクセトリをした後 身衣本体に着けて見ました。
直しついでに襟も作り直します。麻芯を用いてハザシも細かく刺してだんりょくを加えます。
何ヵ月前にお預かりしたジャケットの直しを順番が来たので仕掛かりました。カシミアです。ローラぺルが流行った時代のデザインで、直すといっても限界が有りますが、取り敢えずほどきます。
パンツを作る過程でクセトリは欠かせない、どんなに取ってもウールは復元するが、それでもしっかりクセトリしたズボンはちょっと違うんです。
今夏最後の夏服が仕上がった。ブラウン系統はサマースーツには?と敬遠され少ない色合いですが、それだけに新鮮です。
新宿の服装学院、紳士服講座今日から新学期、腰ポケットのフラップ作りに終始してしまった、前ダーツに掛かりたかったが。来週は追い込みをかけなくちゃ〜
セミノッチドラぺルの一つ釦ジャケットが完成。長い間着たいとあっためてた着用試作品。弟子の小松原君とそれぞれのジャケットを作って見た。彼のは明日かなアップ出来るのは、初の上着造りとなります。
全ての縫製が済んで、制作のために用いた躾糸を取り除いているこの瞬間がホッとする。10日以上関わった想いが浮かんで。 セミノッチドラぺルの一つ釦
夏休みが終わりに近付き、文化服装の生徒が見学と補習を兼ねて来店。弟子のKくんの芯据えを見てもらった。がやはりおやつの時間が盛り上がる。
来月パリに発つMさんが撮ってくれた。昨年帰国して今度は服飾学校へいくらしい、、、弟子と3人で近くの喫茶、ツーテンジャックで激励。
バックスタイルが綺麗に治まることにいつも心がけてますが、まずクセトリが大切。うすくチョークした部分をアイロンで処します。肩甲骨辺りが沿うように膨らみを持たせるようにユトリを作ります。