熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

セミノッチド ラぺル

無地と違ってチェックのセミノッチは、ちょと難しい、、、、がセミノッチはノッチドラぺルが大勢を占めるなか、着用が少ないので、いつの時代もファンは居られます。

芯作り

立体的作るには、まず芯作りに掛かってきます。手で持ってこの様に丸々ようになると理想的ですね。

グレンチェック

チェックのポケット作りは一苦労、頭を悩まします。

ペンシルストライプの縞柄

細い縞柄を通すのは、結構難しい、腰ポケットが傾斜してるし。襟も上から釦まで通してみたが、、、、英国ホーランドシェリー社製生地。

ジャケットのオーバーホール

着なれたカシミヤのジャケットを少しでも今用にと、春先にお請けしてやっと仕上がった。袖、肩、脇、襟も外して試みたが、ゴージラインもこれが限度。

研修日に

月一の研修会に出かけます。おもに紳士服のオーダー研究を主体とした研究会"クリエイトクラブ"の研修日、、、今日のテーマは先月に続き身返しの据え方からかな。

裏地のユトリは多目に

胸の厚みが有る方は、裏地にもユトリを入れないと、ダーツを多く取っても馴染んでゆきません。平らに置くとシワが目立つが着たときに、体に添って内側から押し出す働きをしてくれて、芯とも馴染んで立体化して美しいシルエットに成ります。

襟作り

ハザシが済んで、よくクセトリをした後 身衣本体に着けて見ました。

襟取り替え、

直しついでに襟も作り直します。麻芯を用いてハザシも細かく刺してだんりょくを加えます。

埼玉県和光市のテーラーミヤサカです。スーツ・ジャケットなどの仕立やメンテナンスはホームページかお電話 048-466-3393でどうぞ。お店にご要望の生地が無い場合でもメーカーや問屋に確認してご用意いたします。