2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
50年前頃のダブルの礼服の直しを急遽頼まれ、深夜なのにまだ終わりそうにないどころか、徹夜になりそうだ、このぶんでは。
キップを入れるポケットのことですが、カード社会の現代は、スイカやパスモが入るように、弱冠深くして作ってます。
大阪に移られた方からのご注文シャツが仕上がったので、ボタンを手でつけ直して、点検してます。衿に釦が二つあるのがドゥエです、、、胸ポケット無し、マエダテも無しのシンプルなデザインです。生地はイタリー製カンクリニです。
太もも辺りにカード入れを着けて、裾幅も広くして 四センチほど開いてます。膝あても着けて、少し温かく、また滑りやすくしてます。生地は英国 ホーランドシェリー社。
サーフィンが好きで鎌倉に住まわれている方のスーツ。胸厚で難しい体系ですが、大きな直しもなく試着が済みました。生地は、イタリーのゼニア。
綿のゴルフパンツが完成。太もも辺りにカード等入れるポケットが付いてます。
紺のスリーピースの仮縫いですが、見事なペイズリー模様が入ってます。パーティーには最適でしょう。生地はイタリー製。
切りびつけが終わって 仮縫いに入りました。生地は イタリーの、コレツイオニ ビエレッシ 。何とも 綺麗な模様がらです。
切りびつけ は 左右対称にするために、生地を二枚合わせて二本の躾糸で縫って、ハサミで切ります。
ハザシって何ですかと聞かれたのでアップしました。細かい方が確りすることは確かです。ちょうどカタカナのハの字に似てるから付いた縫い方です。衿や芯作りに用います。
今、新宿西口広場で、現代の名工が集合して、各ブースで頑張ってます。紳士服部は当店が担当して 芯据えとハザシの公開中です。
当店では、1着1着手作りしてますが、ハザシの加減が表生地によっても、シルエットによっても違うので手ざしの部分が自然と多くなります。明日、新宿西口広場の展示場で公開縫いする、芯据えの芯作り。
モンテコのトニック織、懐かしい生地で作ってます。確り織っていてしかも柔らかいたっちは流石て、今は探すのが大変と言うより希少価値に成ってしまった。
紳士服一級技能士の会が、今日、明日に渡って、新宿西口広場のオープン展示場で、紳士服作りの一端をお見せしてます。明日は私も参加して、芯据えをしてハザシをします。通りかかったらお立ち寄りください。10時から午後4時までやってます。
昨日は東京洋服商工協同組合の新年会、まぁ、テーラーの集まりです。問屋メーカー、婦人服の組合や来賓を含めて150 人の新年会。半数以上の方がタキシード姿と、この業界ならではのパーティーに、顧問の一人の 海江田万里さんも祝辞の中で、ビックリポンして…
約50年前のお祖父さまからのモーニングコートを、お孫さんが新郎として晴れの結婚式でお召しになる大直しが仕上がり、新婦の前で試着、お二人から大変感謝され、まさに職人冥利。
上諏訪から下諏訪に通じる細い道が、地元の保存会によってかすかに残っていた。旧甲州街道の更に山側に有って、民家の間を通り、畑中を抜けて諏訪湖が全面見える所で、引き返したが、鎌倉に一大事が起きた時、すわ鎌倉と馬などで駆け付けた道です。