2017-01-01から1年間の記事一覧
裁断か済むと同時に、手分けして柄会わせに入ります。二枚に折られた生地で一緒に裁ちますから、左右シンメトリーに作り上げるため、寸分違わぬように表と裏の柄を拾います。縦縞はもとより最近流行りのチェック柄はこの作業が欠かせませんね。
夜中の仕事は集中出来てはかどるので、 つい深夜になってしまう。明日にしよう。 2時だし、、、歳末はいつもこうだなぁ〜
ブラウン系は少ないだけに、新鮮に映る。 大胆なチェック柄を生かして裾幅も広くしたのではなく、細いパンツに飽きて、以前からもっぱらこんなパンツをご所望されて久しい 。
冬季シーズンに履いて見たいブラウンのパンツ、和光市の青年です。裾幅は狭いのが飽きて最近は殆んどこのタイプ。生地はイタリー製のフランネル。
クリスマスシーズン、に備えてご注文戴きましたスーツが仕上がりました。凹凸のある花柄を薄い金ラメで浮き上がらせた、面白い素材です。照明によってさらに栄えそうです。 「二人のともし火」CDで聴いてみたい。 ステージの盛況をお祈りします。
裁断が済み、早速四人で手分けして仮縫い作りに。今朝ご来店戴き着て戴きました。昨年のコートと同寸でお作りしたが、後数センチ長くしたり前身頃を絞ったりと、ご要望を戴きました。今から仕上がりが楽しみです。 生地はホーランドシェリー。
久し振りに茶系のスーツを仕上げました。 イージーに手を加えてグレードアップした、セミオーダーですが、気に入って戴きました。市ヶ谷の洋服会館での展示会のおり、パンフレットを持って辺りのお家やオフィスを一軒一軒廻った時に、そのDMを持って来て下さ…
ご子息の結婚式にとお父さんからご注文戴きましたモーニングコート。 鏡の姿を視られて、おっ❗誰かと思った、 格好良いなぁ〜と満足そうでした。 モーニングコートや燕尾服は格好良くなければ作りては失格だと思ってます。折角の晴れの舞台に立つんですから…
肩入れが済んでホッとする間もなく襟付けに入ります。麻芯も用いて形を起こしてハザシした後、仮付けして視ました。
延々とまつりと言う裏地縫いをした後 背中心を合わせて縫った後、短冊の星止め処理をしますね。此処まできてやっと先が見えてきました。
シャープな剣衿は見栄えにも影響するので 慎重になりますね。時間を要します。 返し終わるとホッとしますね。
芯据えが終わり、ハザシが済むと、衿や衣のカーブカットした部分が、伸びたり変形しないように、綿テープを張りそのテープが剥がれないように、細かくからげます。 片方だけでも結構時間がかかり、一周かがるのに偉い時間要した。
スーツと違って縫い目も多くまた複雑なので 芯据えまでの工程に時間を要します。 芯据えもスーツ等と違って、背中の部分が付いていたり腰パットも付くので振り回しがきついです。
モーニングコートは下地作りが大変ですね。縫い代も多いし、各パーツに貼る力布やテープの"からげの"手間がはんぱないです。 裏側をアップしました。
モーニングコートの仮縫いを着て戴きました。まず目を通すのは、燕の尾の様なテール。真っ直ぐ下がっていてホッとしました。肘を怪我されて少し後ろに引かれるように曲がっているので補正します。フロントはベストが少し出過ぎて見えるのでカット、、、 パン…
仮縫いが仕上がって人台に着せて見ました。 モーニングコートとイーブニングコートの背中は、こんな形をしてます。燕の尾のような形から、イーブニングコートは燕尾服と呼ばれてますが、モーニングは他に呼び名を知らない。
また飛ばしてしまったが、衿を付け袖を付けて一応完成。この後、モーニングは肩のパットの他腰パットを付けます。これによって ウエストラインからヒップラインにかけての フィットかんが増し、テイルが綺麗に下がります。
芯が出来たので仮縫いです。前半夢中に成っていて飛ばしましたが、芯据えが終わり、裏に返して釦したから裾にかけてのカット部分の処理です。
モーニングコートはスーツに比べて重いので 少しでも軽くしたいが、フロントは大切なので確りと作ることが必要ですね。モーニングコートは格好いい衣類ですからカッコ良く作ってゆきます。
モーニングコート特有の衣を裁ち、背中の裁断にはいりました。モーニングコートの背中も細く特徴が有りますね、、対して背広の背中は広いので、背広"の語源の一つとも成ってます。
間近に迫ったご子息さんの結婚式💒に モーニングコートをとご注文。1ヶ月半後の納期で慌ててます、時々店前を通るんだからもう少し前に言ってよ(>_<)と思いつつ、こればかりは、、、おめでたですから急に決まるケースもあるしね。
肩の上がり下がりは人まちまちで、撫で肩 上がり肩、あるいは右肩下がり、左肩下がり又は上がりと、多くの方が違っていますね。 その違いを採寸時に把握して製図し、仮縫いして着て戴くことで更に微調整して本縫いに入ります。
着心地のいい服は肩入れの良し悪しで決まるが、肩の裏地のゆとりある据えが大切になりますね。生徒に説明しながら、、、 ホーランドシェリーのスーツ。 川崎のBさん、もうすぐ仕上がります。
月いちの研修会、市ヶ谷の洋服会館で1日を過ごしました。若手テーラーや修学生の出席が最近は多く、嬉しい限りです!真鍋先生も張り切ってます。 午後は芯作り、一から視られる良い機会と 熱心な受講生の関心も高まります。 この業界の多くは一人でされてい…
ミシンが使用中なので、肩入れを手縫いでしています。返し針で細かく縫ってゆきます。少々時間はかかりますが、具合よく縫えました。
ポーランドシェリーのベンベル裏地がロンドンから届いたので、早速地のしをしました。う〜ん、これで安心だ。
ご注文戴いた生地は、裁断前に必ず縮地をします。霧吹きでたっぷり湿して1日以上置きます。何年も着て戴くのですから少しでも くるいの無いようにしなけれぱ、、、 Sさんのポーランドシェリーと、やはりSさんの礼服生地、20代の青年、ご自身の花婿衣装です…
新宿の文化服装学院紳士服生涯学習、夏休みが終わって今日からスタート。その気分も抜けない中でしたが、取り掛かっているジャケットやパンツの進行も遅れていて皆さん真剣に取り組んでました。
春にこんなコートが眠ってて、着たいんだけどとお預かりしたコートです。袖を外したところですが、問題は襟です。ゴージラインが大分下だよ。これから襟も取って、、、その前に脇幅を詰めてからだ。
よく家の建て替えで、古い土台を残して上物は全部新築する工法を見掛けるが、このモーニングはそれほどではないが、ダーツ以外の縫い目をほどいて作り直しました。先代が愛用された思い出深い物を、作り直して次代に残していくなんて中々難しいことですが、…