2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
直し始める前に、現状の寸法を確りと計っておきます。モーニングは親から譲り受けて遺して大切に着続けられるご家庭が多く、このお客さまもお祖父様の礼服です。夏物と冬物を揃えて、しかもタキシードもお揃いとは 、お洒落でしかも、頻繁にお召しになられた…
身返し裁ちは、裁ち合わせの中でも難しい部分です、立体的に造るために。それが済むと裏地の裁断に入ります。
オペラ、トスカを観に行くために、ご注文戴いて何とか間に合った。細い繊維を絡ませたふわっとした柔らかい生地。僅かに銀ラメが入って、オペラ観賞には最適。英国製。
肩の傾斜は皆さん微妙に違うので、パット造りに時間をかけています。
ヴィンテージ風冬物スーツの仮縫いが仕上がり人台に。生地は、英国ホーランドシェリー社製。確りしたそれでいて肌触りの良い織りで喜んでもらえそう。川崎のお客さま。
芯据えの前にアイロン操作でクセトリをしますが、結構技術が必要で生徒達を悩ましてます。こんな風にとイメージしてもらう為、毎回デモンストレーションして見せてます。
ジャケットの製図も済んで生地に乗せて裁断です。目指すはジャケットの完成ですが、 それぞれ作る対象が違うため、サイズはもとより生地や柄も違うので教え側も大変です。ストライプやチェックなど様々あって、、、
ズボンの仮縫いを学ぶ中で、一番難しい部分は、2本を合わせて一対にする所ですね。 ドレスカットしたパンツの仮縫いは皆が迷い悩む箇所で一つの通過点ですね。
時々、昔の膝裏は短く膝の部分だけに着けてたもんだと、弟子たちに話していたが、たまたま裏地のないパンツがあったので、こんな風に付けるんだよと、暫くぶりにやってみました。生徒いわく"夏には涼しくていいかも"。
上着の仮縫いは、結構手間を掛けます。ほんぬいを予想して、それと違っては意味がなく、従って袖付けにも細心の注意をはらってイセ等も本縫いと同じ様に付けて視ます。
冬物ですが余り暑くならない内に、仮縫いをとお約束しておきなから、6月になってしまった。生地は、英国ホーランドシェリー社製のヴィンテージ風の紺系ストライプ。川崎のお客さま。
いろんな言い方が有りますが、生地に霧吹き等で水分を与えて、生地を縮めたり整理したりします。一晩置いて自然乾燥させているまに、製図に取りかかります。服ずくりをしていくなかで欠かせない工程ですね。四人掛がかりですると早いわ。
土曜日の午後開講している紳士服講座、今年の生徒たちは熱心で前向きな生徒が多いね。次々質問され休む暇がないよ。今日で3回目、寸法も計りジャケットの製図に入った。 新宿の文化服装学院生涯学習風景
縫い目で、くの字にならないように、靴づれが均等に付くように等、裾口を綺麗に仕上げることって結構技術がいりますね。当店は手かがりなので、千鳥縫いも厳しいです。
フレスコ織りの紺ブレザーが仕上がる。一本の糸をよって織ってあるので、通気性にもとみサマースーツやジャケットにファンは多い。グレーのパンツとの組み合わせでバリエーションも増え、重宝なアイテム。