2016-01-01から1年間の記事一覧
ついでに私も見てもらいました、中々自分のを見て貰う機会が無い中チャンスでした。
匠の祭典の最中、弟子の小松原君の仮縫い模様を皆さんに見ていただいてます。眞鍋先生にお願いして見てもらってます、
国際フォーラムの会場で、見てくださる方々と服に関するお話しが出来て楽しい1日でした。ものずくり、日本をアピールしようと今年から東京五輪まで開催する匠の祭典。
服装学院は夏休みだが、生徒が時どき来店。いわゆる補習ですが、熱心な生徒にこちらもつい一生懸命になっている。この日は身返しの内ポケットの作り方。
自身の服は面倒ので仮縫いは殆んどしたことがなく、久しぶりにしてみた。若い人の(小松原君)の勉強にもなるので、また気に入った自分のスーツもないので。夏は研修のチャンスですが、早冬物が10月まで頂いていて、、、、
今夏ラストのサマースーツの仮縫い、10月にシンガポールへ転勤されるお客さん。常夏の国へ行くのになぜって!! 出張でも何回か行かれて、会議中は寒いくらいで上着が必要なんだそうです。和光市で学生まで過ごし、今は相模原にお住まいのOさん。
夏服が仕上がってお届け、早速着ていただきました。会議に、ゴルフに多用途出来ると、、、胸ポケットなしの一つ釦、シンプルなサマージャケットに造りました。
今日の東京技能士会で、8月の゛山の日¨に、有楽町の国際フォーラムで開催される、全国匠の祭典で 紳士服のブースは仮縫いのパフォーマンスをすることになった。様々な業種の匠がそれぞれの技術を披露します。此方も二人でトライします。お立ち寄りください。
前まえから頼まれていた夏服が急遽決まってしまって、結局海の日は仕事。小松原君が、内側のポケット作りと、袖作り、こちらは本体のポケット作り。
写す間に出来てしまったか、形の気に入ったフラップは中々難しく、時間を要します。やっと返せてほっとしました。ここでステッチの糸を決めるのに一苦労します。ああでもない此れでもないと、2時間掛かってしまった。
仮縫いした後、縫製に取り掛かりますが、まず肩幅や胴回り等計った後ほどきます。また最初に戻して補整します。よく仮縫いが済むと、形が出来ているので大分進んだかの様に思われてしまいますが、実はマイナス作業でまた戻すんです、、、余計な作業ですが、…
麻服は急ぎなので、早速仮縫いに来ていただきました。パンツの後が下がって垂れじわが目立ちますが、座った時や歩行時にこのユトリが必要になります。でも一寸とります。
何本も躾をして地の目を整えます、縦、横の地の目を直角に揃えてから型紙を置いてチョークします。
楊柳調の麻の生地、麻は皺に成りやすくと言うより、シワがつきものと言っても良い。だから自身余りお勧めしないし、サンプルのみにしていたが、着て見たくなったので思わず仕入れてしまった麻生地があって、気になっていたが、お客さんに見つかって決まって…
紳士服と婦人服との製図裁断の違いは、縫い代の付け方が全くと言って違うので、理解してもらうのに時間をようします。例えば タチキリ とか、、、
裁断で大切にしていることは、何と言っても取りこぼしが無いこと。あのパーツを忘れた!では済まされない。それと縫い代、習いたて時代は一番、迷う箇所でもある。柄会わせもこの時でしんちょうを要します。弟子とふたりで検討してます。
夏服でブラウン系色のスーツは比較的少なかった。涼感が今一つ無いことも有ってなのか?こうして仮縫いしてみると、それほどでもないが。この秋、シンガポールへ転勤される方からのご注文。
夏服が収まったので、合冬服に取り掛かります。一番手は カシミヤ100%のスーツ。早速 地のしをします。たっぷり霧吹きで水分を含ませてからアイロンをかけます
無くてはならないスーツと言えばやはり濃紺のスーツですね。大阪のお客さんからのご注文、念入りにたっぷり時間を掛けて作らさせて戴きました。生地は、 キッドモヘアー60%のサマーウール、 英国のフィンテックス社製。
袖裏は内側になりますが、表地より余裕を入れて作り、まつり縫いを用いていせていく、手縫いならでわの箇所です。
確認のために3回目の仮縫いをしていただきました。胸が厚く姿勢の良い体系はオーダーならではの技術が、、、
脇、肩入れが済むと人台に着せて見ます。確認してから衿つけに。はざしをしてから仮付けして確かめます、ラぺルの反りなどを、、、
後ろから見て、背中の脇の縫い目が綺麗に入ったスーツは中々観られず、また難しい箇所です。今回は張りの強いモヘアー入りの生地なので、縫い目が戻らないようにステッチを多用しています、ハンドで余り目立たないように。
身返しを返してスーツの形が見えて来ました、、次は背中を付ける、いわゆる 脇いれです。
くせ取りが済むとヘリと称するパイピングを取り、背裏を付けます。夏服には欠かせない背中の処理ですね。高級感も出てきます。
背中の美しいスーツはスーツ作りの中でも難しい工程で、永遠のテーマです。採寸 製図は無論ですが、縫製前のくせ取りも大切で、時間を掛けて充分に施します。肩甲骨にゆとりをもたらせ、ウエストラインを出してゆきます。
ロンドン郊外のアスコット競馬場に行くために、モーニングコートを作られた方から、今日帰国しましたとの報告を戴いた。曇り空のためモーニング日よりだったことや初めて買ったメインレースが当たった様で、喜びが伝わって来る。
ファッションスクールの世界ランキングで、二番目か!!
モーニングコートの製作の中で、難しい箇所の1つに、衣の裏の据え方が有ります。充分にゆとりを入れながら幾重にも躾をしていきます。足りないと表に変なしわがしょうじます。
肩入れは、その前の準備が大切で、まずパット作りから始めます。一人ひとり厚さが違うし、両肩が同じ人が少ないから、厚さ等を調整します。