熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

150番手のスーツ

番手の数字が多く成る程繊維が細くなり、高級感が増しますが、縫製も難しく大変です。仕上げをした後、数日間人台に着せて様子を見ます。欠陥が有ると湿度の変化によって表面に出てくるからです。

スイス綿のホワイトシャツ

スイス綿は少し高価ですが、品質が良く好まれてます。

久し振りのベーグルサンド

当店の一番近い喫茶店、人気のサンドイッチです。く

コンブレ

紺のブレザージャケット程便利な重宝な服は他にない、と良く言われて愛用者も多い。

迷彩生地の仮縫い着せ付け

グレー迷彩服の仮縫いをアップ。ベストは内合い(釦間)の浅いダブル。ペイズリー柄が微妙に入り、いつ、どんな時に着るんだろう感を出してくれている。

テング、前だて

腹帯の様にしまって気持ちがいいと言われて、、、履くとき一寸面倒くさいがピッタリ感はあります。f:upload:content://media/external/images/media/34024]

地のし

裁断の前に地のし(縮地)は欠かせない。最近これをしない若い業者が居られることを縫製関係者から聞き驚き、!しないどころか知らないことにビックリ。3人がかりは一寸やり過ぎ?、、、この後じっくり自然に乾かしてから裁断にかかります。

こんな遅くに技術会議

大泉学園でテーラー仲間とお茶してます。監査会の後、酔いざましに寄った喫茶店で二時間も技術談義してしまった。

グレンチェックにペイズリーが被さった複雑化した生地のご注文。

グレーのグレンチェックに大柄ペイズリー、何とも大胆な生地です。以前紺の無地にペイズリー柄を作られた方のリピートです。 スリーピースですが、それぞれ別々にコーディネートして着られるそうです、例えばゴルフにジャケットとか。 生地は、イタリーのビ…

婦人ベストパンツ

普段歩くお姿は、腰が少し曲がって通院の途中に当ブティックに来られる、ご高齢のご婦人ですが、オーダーされたベスト&パンツに着替えて背筋がピン、おみ足も伸びてびっくり。通院で先生にいつも誉めらるのが楽しみとご注文せれるお客さま。生地は、スキャバ…

ヴィンテージ風服地のスリーピース

グレーのヘリンボン柄は、様々な用途に重宝し、紺系スーツの合間に着用することでイメチェンになると同時に、気分転換にもなり、欠かせないアイテム。確りと織られていてしかも柔らかい味わいの有る服地は、英国ホーランドシェリー社製。

縮地

裁断前に確りと縮地(布地に霧吹きして熱を加える)します。一晩寝かして自然に乾かしてから、アイロンで整えて、裁断します。最初の生地は、紺地のストライプ スキャバル スーパー150 。次の生地は グレーのグレンチェックにペイズリー模様が入ったイタリー製…

ミシンがけ

ミシン掛けも大切な技術で、パンツの縫い方を通して教えてます。ゆっくりひと針づつ進める作動が一寸難しいかな。

大直し

ご注文を頂いてから納品までの間に、10キロ近くお痩せになって大直しになった。こちらの仕上がりが遅く、シーズンをまたいでの納品なのでその間に、、、大病ではなくシェイプアップ目指しての減量でホッとしました。作り直しの様にほどいて何とか仕上がって…

袖付け

スーツ作りの中でも袖付けは最難関、1日掛けても付かない時が有る。上着に挑戦中のK君には、このお直しのジャケットはいい練習教材だ。最後に私がつけ直しますが。

チェスターコート

セミノッチドラぺルのカシミヤ100%チェスターコートが完成した。

今日の仮縫い

あっ日付が代わったから昨日か、、大宮からご来店のお客さまの三つ揃いスーツ。生地は英国ホーランドシェリーのヴィンテージ風ヘリンボーン。

ブラックウォッチの生地

良く見かける柄ですね、制服にも使われて。今回はゴルフパンツにと、20代の男性からのご注文。伸縮性も有り、色柄共に好まれている。

縮生地

今の生地は蒸気をかけても余り変化しなくなってきましたが、当店では全て裁断前に蒸気を当てて暫くおいて裁っています。何故ならば、その間にキズや織りムラを探せますし、生地の歪みを整えたりと欠かせない作業です。

ハリスツイード

英国のハリス島で育った羊は、海岸風雪に耐えて成長し、その羊毛から織られたツイードは、頑固なまでに硬く分厚くどっしりとさせてくれて多くのファンがいる。この冬コートを着なくてもいい通勤着にとご注文されたスーツが出来て、、、

グレンチェック

グレーのグレンチェックジャケットは、いつの時代も廃ることなく愛用されてきた。気軽に着られてしかもお洒落な要素もそこなわずお出掛けには欠かせないアイテムですね。フラノ暖かさもこの季節にピッタリ。

カシミヤ100のスーツ

薄く柔らかで繊細な服地だった。仕立てるのに手間取りましたが、やっと納品出来ました。\(^^)/一週間に一回着ようと言って居られたので一安心です。

ハザシ

製作中のこの生地は、カシミヤ100の柔らかい素材のため、神経を使うことこの上ない。ポケット作りはむろん、身返し作り、ハザシもです。

胸の箱ポケット

箱ポケットは様々な形が有りますが、最近はバルカンが主流ですね。舟の舳先のような、、、少しだけ感じをだして作ってます。

芯作り

芯作りは着る方の体型に合わせて、一着いっちゃくつくってます。今回はその一工程、、、仕上がるとプレスする前は丸まってます。

セミノッチラぺル

グレンチェックのセミノッチカラーは、ちょっと手間がかかったが、何とか仕上がりました。生地は英国ハリソンズ社のフランネル、、、裏地は今時珍しいアルパカ素材をご希望により用いました。

セミノッチ

セミノッチのジャケット、穴かがりも済んで、上衿がつき、残すは袖付けだけになった。生地は英国ハリソン社製のフランネルのグレンチェック。

セミノッチド ラぺル

無地と違ってチェックのセミノッチは、ちょと難しい、、、、がセミノッチはノッチドラぺルが大勢を占めるなか、着用が少ないので、いつの時代もファンは居られます。

芯作り

立体的作るには、まず芯作りに掛かってきます。手で持ってこの様に丸々ようになると理想的ですね。

グレンチェック

チェックのポケット作りは一苦労、頭を悩まします。

埼玉県和光市のテーラーミヤサカです。スーツ・ジャケットなどの仕立やメンテナンスはホームページかお電話 048-466-3393でどうぞ。お店にご要望の生地が無い場合でもメーカーや問屋に確認してご用意いたします。