ゼニア
裏側の身返しができてきたのでご紹介します。 お台場をしていないという見方をされる方もいるかもしれませんが、当店では夏はお台場は極力避けております。 お台場を作ると、厚くなるので涼感がなくなるというのが私の持論です。 (もちろん、お客様からの要…
夏物の芯は薄く軽くを心がけるなかで、上着をポケット替わりにする方もいらっしゃるので、薄くしかもしっかりとした芯作りが必要になります。そこで薄くした分ジグザグミシンで細かく掛けて張りを持たせています。 この作業の出来がラペルの返りの美しさに影…
ハ刺しをご紹介する前に、毛芯のお話をします。芯地と表地と裏地の間にクッションとなる素材があります。 それが毛芯です。 通常は2枚目の写真のような厚いフェルトを使うのですが、今回のお客様は暑がりの方ですので今回は一工夫して薄い綿地を使いました。…
少し早いですが、ゼニアの合服の注文を頂きました。手縫いの注文です。250,000円でお仕立てします。 今回の写真は仮縫い用の芯据え作業です。 本縫の際はハ刺しと呼ばれる芯作りを行います。今は芯なしのシャツ風ジャケットが好まれますが、芯作りをキチンと…