礼服
7月に結婚されるお二人が来店されたのは昨年の夏でした。やっと仮縫いが出来てアップ
今時、式の日に着るだけだから借り衣装でが一般的だが、結婚後何年も着ていたいとの一致した考えでフルオーダーを。作りてとしては誠に嬉しいが、花婿さんが着られるんだから、それなりの華やかさが欲しいので、同じフォーマルでも少し洒落た雰囲気の有るスーツを提言して受け入れてもらいました。パンツを縞ズボンにグレーのベスト、衿には取り付け自由の拝剣をと思ってます。
ピーコートの衿ディザイン
コートの衿の持つ役割は結構あって難しいです。結果的に少し修正します。眺めて見てはいいのですが、着てみた時を想定してもう少し刻みを下げることにしました。
袖の本切羽の丈直し
本切羽で袖穴が開けてある袖丈の直しは
ちと大変です。特にチェックはなおさらで
袖先では無理なので、上に当たる山袖で調節します。このチェックは縦が四センチなので型紙を作っておいて、四センチ下げます。たまたま六センチ詰めでしたから助かります。残りは袖先で詰められますから