芯作り
職人を目指す者ににとって、指先の器用さを増す訓練に、若い頃非常に役にたったのが芯刺だった。
当時注文服の多くは手でハザシをした手作りでした。そのため大変だったが、手の動きが早くなり、指先が器用になったなと思ってます。そう思って今も生徒にさせようと考えてるが、自身嫌いでないので思わず半分刺してしまった。今でももっと早く刺せないかと、懸命に指してるのが可笑しく思いながら。
細かくサスことによって、弾力がまし身体を包むような丸みになり、仕上がった時に、手作りならではの曲線が生まれて、改めて芯の大切さを味わい知るのです。
葛利毛織
葛利毛織は国産の中でも非常に人気が高い
メーカーです。その理由の1つは、高速織機が当たり前の時代に、昔ながらの低速織機にこだわり、丁寧に確り織っている点です。
その分一寸高く成りますが、良いものを作り続けたいという社長さんの熱意が伝わる生地は、知る人ぞ知るファンに愛されて、目立たないが、いぶし銀の光りを放っている。
ワイシャツ
暖かくなるとシャツ気遣いが増してくるのか
ご注文も増えてきます。カーディガンも要らなくなると、衿とカフスだけしか見えなかったのが、全体が見えて来て、色や柄に気を使い出すのは自然です。
この白いシャツは、迷彩柄で大分遊びの入ったシャツですが、前回良かったからと2回目です。
カーキ色のスーツ
カーキ色とは土ぼこりの様な色で、軍服などに用いられて来ましたが、今ではジャケットやパンツでは普通に着られていますね。が
スーツとなるとぐっと少ない着方になり余り見掛けません。一寸勇気が要りそうですが、そこは迷彩服など普通に着こなす青年だから何の心配もなく着ていたけるでしょう。