熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

研修生小松原くんの一作目パンツ作り|股下入れ、ファスナー付け、股ぐり

こんにちは、テーラーミヤサカ研修生の小松原です。股ぐりを縫うところまでいき、パンツらしい形になってきました。

こちらは股下を縫ったところです。 141112

この時点ではまだ片脚ですが、徐々にパンツの形になってきました。股下を縫うときに、渡りなど、パンツの太さが確定してしますので、寸法通りにいっているかを確認しながらの作業となります。

次にファスナーを付けていきます。ファスナーを取り付けることで、左右のパンツがくっつきます。左右のパンツの繋がりが、上手くいっているかなどを意識して取り付けます。 141112a

ウエストベルトを付け、股ぐりを縫っていきます。股ぐりを縫っていくとより一層パンツらしい形となり、後もう少し、という気持ちになります。

これからはカンヌキやベルトループなどの細かい作業に入っていきます。

埼玉県和光市のテーラーミヤサカです。スーツ・ジャケットなどの仕立やメンテナンスはホームページかお電話 048-466-3393でどうぞ。お店にご要望の生地が無い場合でもメーカーや問屋に確認してご用意いたします。