熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

東京都中央区K.Hさん濃紺ポーラー地のサマースーツ(穴かがり、袖付け、パンツのプレス)

こんにちは、テーラーミヤサカです。K.Hさん濃紺ポーラー地のサマースーツの制作をすすめています。今日は『穴かがり』『袖付け』そして『パンツのプレス」をおこないました。

■穴かがり

上着の穴かがりには、衿穴、フロント、内ポケットと3種類の穴かがりがありますが、それぞれに違ったかがり方が要求されます。 衿穴は見栄え良く、フロント穴は一番使う頻度が多いため、丈夫さが求められます。 141002

■袖付け

スーツ作りの中でも、一番技術が要求されるところで、こちらの写真は袖付け後の処理をしているところです。 袖も美しさと機能が求められるので、細心の注意を払い、丈夫で、かつ着たときに抵抗感のない袖が出来上がるように作っていきます。 141002a

■パンツの仕上げプレス

前の中心線が裾にかけて、しっかりと流れるようについていて欲しいので、主に重点的にプレスし、仕上げていきます。裾の折り返し部分は、四重にも重なって、分厚くなるので、特に時間を掛けてしっかりとプレスします。

これから、袖裏の処理と上着の仕上げプレス、ボタン付けに入ります。


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