戸田市Tさんのパンツ2本目 (ポケット作り)と1本目の納品前の微調整
こんにちは、テーラーミヤサカです。今日も戸田市Tさんのパンツづくりです。
さて、仕上りが近づいてきて気がついた点が一点。あまりにも生地の目が荒く、持ち上げて光にかざすと向こう側が透けて見えてしまい、これでは下着の柄が見えてしまうため、後身のポケット下まで裏をつけることにしました。
直しが入ったため、完成は明日に持ち込むことになりました。
■Tさん一本目のパンツの直し
完成してしばらく置いておくと、ファスナーの部分にピリじわが出てきたので直すことにしました。 湿気の多い梅雨時期から夏にかけてはこういうことがおこりやすいため、完成してすぐに納品するのではなく、一日以上置き、ミシンの掛け方の不具合などの欠陥を確認する必要があります。
縫製中はある程度室内に湿気が必要になります。出来上がって湿気が加わると、縫い目や折り目が湿気によって元に戻ろうと膨らんだりピリじわが出る現象が生じるため、ウールなどは特に生地に変化が生じます。
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