芯作り
職人を目指す者ににとって、指先の器用さを増す訓練に、若い頃非常に役にたったのが芯刺だった。
当時注文服の多くは手でハザシをした手作りでした。そのため大変だったが、手の動きが早くなり、指先が器用になったなと思ってます。そう思って今も生徒にさせようと考えてるが、自身嫌いでないので思わず半分刺してしまった。今でももっと早く刺せないかと、懸命に指してるのが可笑しく思いながら。
細かくサスことによって、弾力がまし身体を包むような丸みになり、仕上がった時に、手作りならではの曲線が生まれて、改めて芯の大切さを味わい知るのです。