ピーコートの衿ディザイン
コートの衿の持つ役割は結構あって難しいです。結果的に少し修正します。眺めて見てはいいのですが、着てみた時を想定してもう少し刻みを下げることにしました。
袖の本切羽の丈直し
本切羽で袖穴が開けてある袖丈の直しは
ちと大変です。特にチェックはなおさらで
袖先では無理なので、上に当たる山袖で調節します。このチェックは縦が四センチなので型紙を作っておいて、四センチ下げます。たまたま六センチ詰めでしたから助かります。残りは袖先で詰められますから
カシミア
イタリアのピアツェンツァ製カシミア、
今までに扱った中でも最高級の毛並みです。このシーズンは間に合わないので、夏から秋に掛けてお作りする予定で今から楽しみです。
大阪にお住まいのお客さま。
前肩処理
多くの方の肩の前部分は骨が突出してます。そこにつかえて着にくい服になっています。服は肩で着る"とまで言われるように、肩周り適度の余裕があり、前肩処理が出来た服は着やすいんだと思います。写した肩の辺りに膨らみを持たせた現象を作り出すために、神経を使ってます。