上着の仮縫い中
上着の仮縫いは、結構手間を掛けます。ほんぬいを予想して、それと違っては意味がなく、従って袖付けにも細心の注意をはらってイセ等も本縫いと同じ様に付けて視ます。
裁断
冬物ですが余り暑くならない内に、仮縫いをとお約束しておきなから、6月になってしまった。生地は、英国ホーランドシェリー社製のヴィンテージ風の紺系ストライプ。川崎のお客さま。
地のし
いろんな言い方が有りますが、生地に霧吹き等で水分を与えて、生地を縮めたり整理したりします。一晩置いて自然乾燥させているまに、製図に取りかかります。服ずくりをしていくなかで欠かせない工程ですね。四人掛がかりですると早いわ。
パンツの裾上げ
縫い目で、くの字にならないように、靴づれが均等に付くように等、裾口を綺麗に仕上げることって結構技術がいりますね。当店は手かがりなので、千鳥縫いも厳しいです。
コンブレ
フレスコ織りの紺ブレザーが仕上がる。一本の糸をよって織ってあるので、通気性にもとみサマースーツやジャケットにファンは多い。グレーのパンツとの組み合わせでバリエーションも増え、重宝なアイテム。
裏地の処理
裏地を付ける際に最も気をつけているのは、充分にゆとりを入れることです。縦に足りない裏地が、見せて戴く服にほんとに多いことからも、、、