熟練オーダースーツ職人ブログ|テーラーミヤサカ

職人歴60年を越えましたが、現役でスーツをお仕立てしています。全日本紳士服デザイナー協会会員になりました。

スーツのアイロン掛け教室

セットアンドスリーブのボックスコートを、川崎から受け取り来られたご夫妻は、アイロン掛けが大好きで、仮縫いの際にしたプレス教室の再現となった。ズボンのプリーツの仕方から始まり、一回目で解らない箇所のやり方等上着含め二時間ほどの講座になった。

メモを細かく図解で書き、ご主人は要所を撮したりと確り把握して帰られました。

以前にも何人かお教えしましたが、久しぶりのアイロン教室でした。プレスは服を引き立たせる大切なツールですね。
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セミノッチのチェスターコート

グレーのカシミア入りのコート、いかにも英国製らしく確り織り込んだ生地ですが、厚地割には軽く暖かそうです。丈も短くせず膝したまで、永く楽しめるデザインに。襟はセミノッチ、フロントは比翼仕立てにしてみました。
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チェスターフィールドのコート

ノッチラペルのカシミア、こんなに長い毛足のカシミアは、久しく触って無かったなと感触を楽しみながら造りました。カシミアの良さは厚地の割には軽く、それでいて見た目には重量感が有り、控えめな艶が高級感を醸してくれるところで、長く飽きずに着られて来たんだと思います。ヨーロッパではお洒落してのお出掛けや市場への買い物、と場所を選ばず愛用されてきたゆえんが納得できます。
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コート


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墓参で諏訪に帰省した折、夕飯をと藍屋に寄ったら、入り口で同級生夫妻とバッタリ。

入れ違いなので数分の会話でしたが、昔作ったコート未だ着てるよと感謝され良かったねと別れてたが、複雑だ。そんなにもってるのか、50年は長いなぁ、、マァ自身の愛用も30年過ぎてるからなぁ、、、喜ばしいことと受け止めて、今ご注文を戴いてるこれから取り掛かるコートも、きちんと耐久性も重点においてなお、デザインも考慮して行かなければと、改めて思い起こしてくれました。コートや礼服はそういう意味で似ていますね。
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麻とウール混のジャケット

初夏浅き頃ご注文戴きましたがやっと完成して着て戴きました。まだしばらく着られるよと、お召しになって帰られた豊島区のお客様

。薄い裏地を用い総裏仕立てにしたので、長いシーズン着て戴けますね。やっと上着を羽織れる季節になって、気軽に着られるお洒落なアイテムに成って頂けそうです。
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モーニングコートのおお直し


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娘さんの結婚式に祖父のモーニングを直して

着用しようと来店されたお客様。

立派なお体なので難しいかなと思ったが、何とか想いをかなえて差し上げればと、お引き受けして分解したら、縫い代が少なくて案の定難儀しました。けれど、大変喜んで戴き

8㎝ほど開いていたズボン、ベスト、コートもキリキリお腹が収まりほっとしてるところです。
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芯作り


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職人を目指す者ににとって、指先の器用さを増す訓練に、若い頃非常に役にたったのが芯刺だった。

当時注文服の多くは手でハザシをした手作りでした。そのため大変だったが、手の動きが早くなり、指先が器用になったなと思ってます。そう思って今も生徒にさせようと考えてるが、自身嫌いでないので思わず半分刺してしまった。今でももっと早く刺せないかと、懸命に指してるのが可笑しく思いながら。

細かくサスことによって、弾力がまし身体を包むような丸みになり、仕上がった時に、手作りならではの曲線が生まれて、改めて芯の大切さを味わい知るのです。
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埼玉県和光市のテーラーミヤサカです。スーツ・ジャケットなどの仕立やメンテナンスはホームページかお電話 048-466-3393でどうぞ。お店にご要望の生地が無い場合でもメーカーや問屋に確認してご用意いたします。